《第48宿:坂之下(伊勢国) - 筆捨山》
  昔、狩野元信があまりの美しさに絵も描けないといって、筆を捨てたという岩根山。鈴鹿川を隔て、見晴らしのよい峠にある 「藤の茶屋」からの風景は、さぞ絶景であったのでしょう。山の下にある白い空間は川のもやを表現したのでしょうか。 距離感を生み、自然の雄大さを見せています。(前宿関より1里24丁)
=「アダチ版画研究所」に依る=