《第32宿:白須賀(遠江国) - 汐見坂》
 峠の上から遠州灘を一望できる潮見坂は、富士山が見える西方の限界といわれた景勝地でもあります。この宿場は渥美半島の村々へ 通ずる道の出発点でもあり、賑わっていました。大名行列の一行が黙々と坂を下って来る様子が道の勾配を感じさせ立体感を出しています。 (前宿荒井より1里24丁)
=「アダチ版画研究所」に依る=